郵便局の定期預金
郵政民営化によって、業務別に分業化された「郵政業務」ですが、やはり「郵便局」の呼称には根強い人気があります。
そのひとつ「郵便局の定期預金」も「ゆうちょ銀行の定期預金」になりますが、ついつい「郵便局の〜」ということばを使ってしまいますね。
なお、金融機関に預けるお金の呼称には、銀行や信用金庫などに預ける「預金」と、郵便局や農協などに預ける「貯金」とがあります。
そのため、「郵便局の定期預金」も「郵便局の定期貯金」にするほうが、より正しい表現方法になると思われます。
郵便局の定期貯金には、通常の「定期貯金」のほかにもいくつかの種類があり、目的に応じて選ぶことで、資産の有効活用が可能です。
そのひとつに「担保定期貯金」がありますが、これは、銀行などが行っている総合口座預金に組み込む「通帳型タイプ」に該当します。
ゆうちょ銀行では、通常貯金（普通預金）の残高が不足した場合、担保定期貯金をもとに自動的に貸付が受けられるため、想定外の出費が必要なときにも重宝します。
また、預入金額は1,000円以上・1,000円単位、預入期間は3カ月から選べます。
なお、ゆうちょ銀行の定期貯金のひとつ、通常貯金から自動的・定期的に積み立てられる「自動積立定期貯金」も大変人気があります。
