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定期預金の解約

 

金融機関に預ける預金のなかで、金利の高さで注目されているものとして「定期預金」があります。
なぜ、定期預金の金利が高く設定されているかというと、対象となるお金は満期日までは使わないことを条件にしているからです。

 

つまり、定期預金として預かる金融機関側は、預かったお金をもとに「融資」など資金の有効活用ができるメリットがあり、その分が金利として反映されていると考えられます。

 

そのような背景もある定期預金は、もちろん、預ける側のメリットも大きいため人気があります。
ただし、急な入院や家屋の修理などで想定外の出費があると、やむを得ず中途解約をすることもでてきます。

 

定期預金の解約は、言い方は悪いですが、当初の約束を破ることにもなるため、預入時に設定されていた金利での利息を期待することはできません。
そのため、定期預金の解約にともなう利息は、解約時期にもよりますが、普通預金金利と同等だと考えておく必要があります。

 

また、金融機関で預入・払戻しをするときは、届出印を持参するほか、本人確認書類の提示が必要になります。
そのため、定期預金の解約で金融機関に出向く前には、二度手間を省くためにも、届出印や関係書類についてもきちんと確認することをお勧めします。